景気が下がってるのに株価が上がってるって怖くね?
まったく別物やぞ
初心者向けの書籍だと「株価は景気の先行指標」と書いてあるし、僕も昔はそのように思っていたのだけれど、投資の世界にに長くいるにつれてその知識には懐疑的になってきているお。
まず第一に金融政策の影響の増大。
現代の株価は経済の実態よりも中央銀行の金融政策に大きな影響を受けているようで、景気が悪化しても株価だけが上昇するという金融相場が起きやすくなっている点。
日本でも日銀がETFを買って株価を買い支える(勿論日銀は買い支えではないと否定しているけれど)ようなことがあったお。
第二に企業のグローバル化、二極化。
株価指数を構成する企業の収益は国内景気に依存しなくなってきているところがあり、国内中小企業との乖離が大きくなっているというのがあるお。
また構成銘柄の入れ替えもあり、好調な企業で指数が構成されていくため、国内景気を正確に反映しているとは言い難くなっているかと。
第三の投機熱の存在。
株価は企業の将来性を表すというのは一応正しいのだけれど、今では「株は買えばいつか上がる」という考えが広まってしまっており、景気に関係なく株価が上がっていく状況になっているかと。
これは金や仮想通貨にも言えることで、どこまで伸びるかは今のところ判断ができないお。
他にも様々な要因があるのだけれど、端的にいうのであれば「現在の株価は景気の先行指標だとは言い難い」と思うお。

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