【終止符】名作漫画『ちはやふる』が15年の長い歴史に幕を下ろす…8月1日発売の「BE・LOVE」にて完結へ
マンガ「ちはやふる」、8月1日発売の雑誌「BE・LOVE」にていよいよ完結
(出典:Impress Watch) |
『ちはやふる』は、末次由紀による日本の少女漫画。『BE・LOVE』(講談社)において2008年2号から連載中。 競技かるたを題材とした少女漫画。本作の主人公は名人・クイーンを目指す少女・綾瀬千早であり、物語は千早がクイーンの座を賭けて争う場面から始まる。その後は千早が過去を回想する形で第6話迄は
237キロバイト (36,727 語) – 2022年6月20日 (月) 09:46
|
人気漫画『ちはやふる』(作者:末次由紀)が、8月1日発売の連載誌『BE・LOVE』9月号で最終回を迎えることが、本日7月1日発売の同誌8月号で発表された。2007年の連載スタートから続いた、15年の歴史に幕を下ろすことになった。
最終回が掲載される同誌9月号は、表紙にも『ちはやふる』が登場。 さらに、最終回スペシャル描き下ろしカラーポスター&最終回記念記事、アニメ『ちはやふる』、映画『ちはやふる』のキャストからのお祝いメッセージもあり、名人位・クイーン位決定戦の激闘がついに決着する本編の『ちはやふる』最終回は80ページ超で一挙掲載される。
『ちはやふる』は、競技かるたに情熱をかける高校生たちの姿を描いた青春ストーリーで、主人公・綾瀬千早が、仲間と競技かるたを通して成長し続ける姿を描いている。
2007年から『BE・LOVE』で連載がスタートし、コミックス累計発行部数は2700万部を突破。2016年(2部作)、2018年に女優・広瀬すず主演で実写映画化、テレビアニメが第3期(2011年・13年・19年)まで放送された人気作品となっており、競技かるた界をけん引するタイトル保持者などが集結した「ちはやふる小倉山杯」が開催されるなど、業界に大きな影響を与えている。コミックス第49巻は7月13日に発売、最終50巻は冬に発売予定。
作者の末次由紀氏は、福岡県生まれ。1992年『太陽のロマンス』で第14回なかよし新人まんが賞佳作を受賞、同作品が「なかよし増刊」(講談社)に掲載されデビュー。2007年から「BE・LOVE」(講談社)で『ちはやふる』の連載を開始。2009年に同作で第2回マンガ大賞2009を受賞するとともに「このマンガがすごい!2010」(宝島社)オンナ編で第1位となる。