【為替相場】1ドル140円射程圏 ユーロドルはパリティ攻防続く 米PPIさらに上昇で次回FOMCでの100bp利上げの噂広がる
2022年07月15日08時09分取得:
やる夫今日のポイント:
1ドル140円射程圏内
→経済指標良好かつ各国の介入がなければ乗せてくる可能性あり
→米PPIも市場予想を上回る上昇
→原油下落により来月のCPIは恐らく下落、ただしコアコアは平均時給上昇に伴い上がってくる可能性
→パウエルFRB議長がさらにタカ派姿勢強めるか
→セントルイス連銀総裁は7月の利上げでは75bpを支持
ユーロドルパリティ攻防
→割らせたくない勢力があるのか割れては跳ね返されるの繰り返し
→欧州景気を鑑みるに今後も何度もトライする可能性あり
ここ1~2年程各国中銀のインフレ見通しはちょっと甘かった感が否めないですね
少し前にパウエルFRB議長は「75bp利上げが常態化するわけではない」と発言していましたが、今では100bp利上げの話題すら出る始末
米CPIに加えて先日発表された米PPIも市場予想を上回る上昇でしたし
11時00分 中)6月鉱工業生産、第二四半期実質GDP、6月鉱工業生産、6月小売売上高
21時30分 米)6月小売売上高、7月ニューヨーク連銀製造業景気指数
21時45分 米)アトランタ連銀総裁発言
22時00分 米)セントルイス連銀総裁発言
22時15分 米)6月鉱工業生産指数、6月設備稼働率
23時00分 米)7月ミシガン大学消費者信頼感指数
23時30分 米)サンフランシスコ連銀総裁発言
G20会談進行中、為替介入の意見が出ないかは注意
米主要企業決算、シティ、ウェルズファーゴ、ブラックロックあり
おはようございますお。
14日、ドル円は大きく動き1ドル140円台が射程圏内に入ったお。
ただ本日の米経済指標の市場予想は景気悪化を示すものになりそうな雰囲気。
本日さらにドル高に動くかどうかは要人発言、経済指標、主要企業決算次第かなといったところ。
FRBはブラックアウト期間に入るため、本日100bp利上げ支持の発言が出てくればかなという感じだお。
ユーロドルパリティ攻防戦は14日も継続だったお。
欧州景気や金融政策を見るに、今後もこちらの攻防戦は続きそうかなと。
そのため意識されるラインを狙ったトレードは狙いやすそうかなと思っているお。
米PPIは市場予想を上回る数字。
来月は原油価格下落の影響でCPIの伸びは多少落ち着くのではという予想だお。
ただエネルギー価格以外の物価も凄まじい上昇をしている点、賃金がどんどん伸びている点からインフレが落ち着くとはあまり思えず。
サプライチェーンを改善する動きも必要になってくるだろうなと思うお。