【為替相場】明け方にミネアポリス連銀総裁の超タカ派発言で若干戻すも市場は利上げペース鈍化を予想か 1ドル132円台後半
2022年08月11日07時43分取得:
米ミネアポリス連銀総裁「来年初めに利下げするとの見方は現実的ではない」
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うーん
やる夫今日のポイント:
明け方に上記のミネアポリス連銀総裁の発言あり
→来年初頭の利下げは現実的でない、リセッションが起きてもインフレ退治を優先するという超タカ派発言
→ただ数字はインフレ率が確かに下がっており、強気すぎる姿勢に疑問
→今後インフレ率が落ち着き少しずつドル売りの流れが出始めるのではという予想(私見)
米株は利上げペース鈍化を見込み上昇
→ダウ500ドル超、原油も引っ張られて上げる
→ただし原油は在庫積み増しにより上値重いか、ガソリン在庫は減少
北海道地震の影響は特に報告されず
08時01分 英)7月住宅価格指数
20時00分 阿)6月製造業生産高
21時30分 米)7月PPI、新規失業保険申請件数
未定 独)経常収支
おはようございますお。
10日、米CPIは市場予想以上の急速なブレーキがかかったお。
コアCPIも下落しており、利上げやサプライチェーンの回復などの影響で少しずつインフレは収まっている様子。
FRB要人はインフレ率が高すぎる旨を強調。
特にミネアポリス連銀総裁は超タカ派な発言をしており、明け方のドル円はそちらに引っ張られたかのような動きだお。
ただし本日の米PPIもかなり減速する予想が出されており、こちらも下落となれば利上げを正当化する理由は無くなりそうかなと。
そのため今後はドル売り傾向が出始める事を予想しているお。
個人的に米国はリセッション前にインフレが落ち着きそうかなとも思っているお。
雇用や平均時給の伸びは非常に高く、「米景気は強い」というのはFRBから語られる通りかなと思っているお。
サプライチェーンは少しずつ回復してきている様子。
ロシア産原油は中欧への供給を再開したとのことだお。
参考ソース:ロシア産原油、中欧への供給を再開-輸送料金問題が解決