世界的なインフレが落ち着いても商品の値段は下がらないのでは?
1: 以下名無しさんに代わりまして管理人がお伝えします 1848/01/24(?)00:00:00 ID:money_soku
2022年09月17日22時40分作成:
メッセージを頂きました
いつも楽しく拝見させていただいております。今回は、最近の値上げに関してご意見賜りたくメールいたしました。日用品、食料品、光熱費と生活に必要なものが次々値上げされていますが、今後コロナやロシア・ウクライナ間の戦争などが解決し、値下げに転じる可能性はあるのでしょうか。個人的には、「多少の値上げがあっても生活できてしまう」「企業の利益追求の姿勢」などの理由があって、値上がりしたものはそのままなのではないかと考えています。この件に関して、お二人のお考えをお聞かせいただけないでしょうか。宜しくお願い致します。
1001: 以下名無しさんに代わりまして管理人がお伝えします 1848/01/24(?)00:00:00 ID:money_soku
メッセージありがとうございますお。
これに関しては景気が大幅に鈍化すれば、企業は通貨高還元キャンペーンや値下げを行ってくるかなと。
ただ今の米国や欧州、新興国などのインフレっぷりを見ていると恐らく景気が悪化しても現状の水準には戻ってこないのではないかなと思っているお。
主要国における消費者物価指数の動き:https://honkawa2.sakura.ne.jp/4722.html
原油価格の推移:https://ecodb.net/commodity/crude_wti.html
穀物価格の推移:https://ecodb.net/commodity/group_grain.html
結論としては、企業は自社の利益だけでなく卸先利益や消費者利益を考えるので「多少の値下がりはあり得る、しかしインフレ局面の現状より安くなるかは微妙(世界的には多分ない)」と思っているお。
ここからちょっと余談かも:
よって僕も管理人も、よほど世界的なショック(もしくは円高で輸入品が一気に安くなる)が起きると予想される場合を除き、必要なものは可能な限り早く買うというスタンスだお。
仕事における仕入れも同様で、為替コストによる多少の損が出る可能性より安定供給による信用確立を優先、必要なものは即交渉、買い付けで動いているお。
結果として今のところ値上がりペースのほうが為替コストの損失を上回っており、利益は初期予想より2割増しほどで増えていっているお。
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