【為替相場】インフレは緩やかに減速も市場予想よりはわずかに強いか 1ドル130円前半での推移 本日米PCE 順調に米インフレが収まっているかどうかに注目
2023年01月27日07時15分取得:
やる夫今日のポイント:
米景気は市場予想よりは強め、インフレはわずかに強め、ただしFRBが懸念するほどは強くない雰囲気
→株、原油、米債利回り上昇、金下落
→ドルは一旦買われる動き、1ドル130円台での推移
→ただし長期的にはインフレは落ち着き利上げ停止、利下げと動くので円高にはなる予想
2月1日のFOMCは25bp利上げをほぼ100%織り込み済み
PCEデフレータ
→インフレが順調に収まりつつあるかの判断に重要
→こちらが市場予想、前回より高いとなった場合は再度ドル買いに跳ねる可能性があるため要注意
特に重要なイベントは赤字で表示
08時30分 日)1月東京CPI
09時30分 NZ)1月ANZ企業景況感
09時30分 豪)第四四半期PPI
16時45分 仏)1月消費者信頼感指数
22時30分 米)12月個人所得、12月個人支出、12月PCEデフレータ、12月PCEコアデフレータ
24時00分 米)12月中古住宅販売件数、12月ミシガン大学消費者信頼感指数
おはようございますお。
26日発表の経済指標各種を見ている限り、世界各国の景気はそこまで弱すぎるというわけではなく、米景気も同様にソフトランディングに向けてジリジリと進んでいるという感じだお。
そのためインフレ収束は市場が予想よりはわずかに収束が遅く、FRBの予想よりはわずかに早いかなという感じ。
個人的にはFRBの姿勢は軟化してくると思ってはいるのだけれど、ひとまず本日のPCEデフレータを見て判断になるかなと思うお。
こちらが市場予想、前回より大幅に強いという事になれば、インフレ再燃の懸念も出て来るので要注意。
一旦ドルが買われる流れが出るかもしれないお。
ただし、米金利は既に非常に高く景気も少しずつ減退してきている状況には変わりなし。
そのため長期的には利上げ停止、利下げと動き始めざるを得ないので、円高には向かっていくと思うお。(短期は直近の経済指標結果により左右されるお)
米景気が市場予想より弱くなっていなかったと思われるけれど、一部エコノミストからは引き続きリセッション懸念も出されているお。
参考ソース:米GDP、FRBが望む形で減速-なお残る景気後退のリスク
本日08時30分に発表される東京CPIは4.0%とほぼ横ばいが予想されているお。
日本のインフレは非常に弱く、大きな対応を入れなくても今年末には収束しそうという日銀の予想。
ただ政府は日銀政策を修正しようとしているのか、以下のような記事も出ていたお。(IMFの日本への意見は大体増税要請で、日本政府が言わせているのではという意見があるため)
参考ソース:日銀政策変更の条件「賃上げ3%達成が目安」――対日経済審査声明 IMF
やる夫より:
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