【為替相場】インフレ継続、3月FOMCで50bp利上げ案浮上 ドル円は134円台前半 高金利期間長期化でドル高意識 株安
2023年02月17日10時09分取得:
やる夫今日のポイント:
ブラード・セントルイス連銀総裁が3月FOMCで50bp利上げを示唆
→インフレ収束が遅いこともあり、FRBが対策を入れてくる可能性はあり
→株安、ドル高、金安、原油安で市場は反応
→引き続きドル高意識か
米PPI
→先月よりは収束に向かうものの、市場予想よりは大幅に高いという結果
→品目別も底堅さのある動き
米国は本日が祝日前
→調整の動きもあるかもなので注意
【要人発言】BOC総裁「インフレ率は年央に3%程度まで低下し・・・」
https://t.co/r1ydFeF2hIえっ
カナダはそんなに順調にインフレが低下するので?
【要人発言】ECB専務理事「会合ごとに金利を設定するアプローチをとる」
https://t.co/fHwyLv0430ECBはデータ次第で柔軟に対応する戦略を
特に重要なイベントは赤字で表示
16時00分 英)1月小売売上高
16時00分 独)1月PPI
18時00分 欧)12月経常収支
22時30分 米)1月輸入物価指数
22時30分 加)12月国際證券取扱高
22時45分 米)ボウマンFRB理事発言
24時00分 米)1月景気先行指数
おはようございますお。
16日の米PPIでは米国のインフレはまだまだ強いという事が示されたお。
そのため市場ではFRBがさらにインフレ対策を入れてくるだろうなという予想が増加。
またタカ派で知られるブラード・セントルイス連銀総裁が3月FOMCで50bp利上げと発言したこともあり、再度ドル高が意識されている結果となっているお。
現在50bp利上げの織り込みは18%程で、今後インフレ懸念が強まればさらにドル高に振れる可能性があるかなと感じているお。
参考ソース:https://www.cmegroup.com/ja/markets/interest-rates/cme-fedwatch-tool.html
そのため米国の利上げ停止および利下げのスケジュールは後ろ倒しになったかなと。
110円台、120円台といった円高に向かい始めるまではもう少し期間が必要になったなと思うお。
来週月曜日は米市場が祝日でお休み。
そのため本日は調整の動きが出るかもしれないお。
また22時45分にはボウマンFRB理事の発言があり、こちらでもインフレを強く意識するタカ派発言が出た場合はもう少しドル高に振れるかもと思っているお。
今のところ135円付近、そして136円台後半付近が直近の壁かなと。
そこを超えるなら140円台も見えてくるお。
ただあまりに早い円安が起きた場合は日本側の介入も考えられるため、150円といった強い円安には今のところ届かなそうかなと思うお。
また日銀の政策修正可能性も意識されているお。
やる夫より:
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