【為替相場】FOMC議事要旨では数名の委員が50bp支持 そこまで大きなサプライズはなく1ドル134円台半ば~135円前半付近の値動き
2023年02月23日09時07分取得:
やる夫今日のポイント:
FOMC議事要旨全文はこちら
→FOMC議事要旨:追加利上げ必要、ほぼ全員がペース鈍化を支持
→雰囲気的にデータ次第では50bp利上げの可能性が出て来るかも
→ただし今のところは25bp利上げ支持が多く、パウエルFRB議長も金利の上げすぎ警戒
→134円台半ば~135円前半付近の動き継続中、データ次第で方向感はっきりせず
→現在のところ3月FOMCでの50bp利上げ予想は20~25%程
ECBは3月50bp利上げか
→1ユーロ142円後半~144円付近の動きに
特に重要なイベントは赤字で表示
20時00分 トルコ)TCMB政策金利発表
22時30分 米)第四四半期GDP(改定値)新規失業保険申請件数、失業保険継続受給者数
24時50分 米)ボスティック・アトランタ連銀総裁発言(投票権なし)
25時00分 米)EIA在庫統計
27時00分 米)7年債入札
28時00分 米)デイリー・サンフランシスコ連銀総裁発言
おはようございますお。
FOMC議事要旨では特にヒントとなりそうな材料は無し。
タカ派でもハト派でもなく今まで予想されていた通りくらいの内容との報道あり。
ただ個人的には50bp利上げ支持が少しいたとの内容もあり、少しタカな印象も受けたお。
そのためだと思うけれど、ドル円は再び135円付近あたりに戻してきたのかなといったところ。
引き続きドル円はデータ次第のような値動き。
本日の失業保険や要人発言で少し動くかどうかといったところだお。
明日は米PCEデフレータに加えて日銀の植田次期日銀総裁の発言ありだお。
日銀の方針がどうなるかヒントが出る可能性があるので明日は朝から目が離せない相場になる可能性ありかなと。
PCEデフレータに関してはまちまちな予想、個人所得や個人支出が回復しておりインフレ収束が鈍化しているのかなといった雰囲気もみられるお。
今のところ出ている材料だとPMIは強いものの中古住宅販売件数や住宅ローン申請指数は弱め。
CPIは低下幅が減ってきたかも?といった雰囲気だお。
3月FOMCで50bp利上げでしっかりインフレ対応姿勢を見せるか、それとも様子見で25bp利上げで留めるか判断材料になりそうだと思うお。
少し前からインフレ長期化、今後の円高時期を後ろ倒しに修正しているけれど、ブルームバーグからも同様の記事が出てきたお。
参考ソース:インフレの根強さ鮮明、米金利ピーク予想をエコノミストが上方修正
こちらを見る限り年内利下げは無し。
2023年中は高金利が維持される見通しのようなので、大幅にインフレが落ち着くような材料が出ない限り米金利を材料にしたドル安には動きにくいかもしれないお。
(ただし日銀政策修正、米債務上限問題他で円高、ドル安とはなる可能性ありだお)