【為替相場】米大手金融機関からの支援報道で投資家心理改善 1ドル133円台前半~半ば 株価も反発
2023年03月17日09時03分取得:
やる夫今日のポイント:
先日発表された米大手金融機関からの発表により投資家心理改善
→1ドル132円台前半から1ドル133円台半ばまで急騰、株価も回復
→次回FOMC利上げ幅は25bp予想が再度増加
→ただし金融システム不安はまだ根強く、SVB破綻前の水準には戻せず
→米銀行はFRBから1週間で22兆円借り入れ、流動性確保に全力
ECBは50bp利上げ
→物価抑制に向け対応も、今後の金利動向は示せず
特に重要なイベントは赤字で表示
19時00分 欧)2月HICP
21時30分 加)2月鉱工業製品価格、2月原材料価格指数
22時15分 米)2月鉱工業生産指数
23時00分 米)2月景気先行指数、3月ミシガン大学消費者信頼感指数
おはようございますお。
昨日の速報発表から投資家心理がある程度改善、株価や為替は一旦反発した動きとなったお。
【速報】ドル円、急騰し1ドル132円台後半へ 米大手金融機関から発表あり
現在ドル円は1ドル133円台半ばで一服。
その後は根強い金融システム不安によりまだ停滞をしている様子だお。
今のところ米銀行はFRBから大量の資金を借り入れ流動性確保に動いているけれど、再度またどこかでトラブルが起きないかは懸念材料だお。
参考ソース:FRBから1週間で22兆円借り入れ-銀行が流動性の最終手段に殺到
参考ソース:ファースト・リパブリック、複数銀行が300億ドルを預金へ
クレディ・スイスの件に関しても同様で今回の救済策が入ってもまだトラブルが続くのでは・・・という報道もあり。
参考ソース:クレディ・スイス株の上げ縮小、くすぶる懸念-信頼回復策の発表後も
今までが今までだけに、これで楽観視していいのかどうかはちょっと不透明だお。
ただひとまず急激な連鎖倒産懸念は後退したかなという感じだお。
次回FOMCでの利上げ幅予想も25bpが多数となっているお。