【為替相場】FRBメンバーの発言も利下げ時期後退を示唆 1ドル155円に向かう動きか 株価は軟調 金強い
2024年04月17日10時58分取得:
やる夫今日のポイント:
米国市場
・パウエルFRB議長「インフレ収束の確信を得るのにより時間がかかりそうだ」
・ジェファーソンFRB副理事「政策金利を現行水準に据え置いたままでもインフレは鈍化を続けるとの見通し、ただし物価上昇圧力が続いた場合は高金利を長期間据え置く」
・ウィリアムズNY連銀総裁「この1年半、各カテゴリーのインフレは低下している」
・バーキン・リッチモンド連銀総裁「FRBが利下げ決定に時間をかけるのは賢明」
欧州市場
・ラガルドECB総裁「ディスインフレのプロセスはECBの想定通りに推移」
・ビルロワドガロー仏中銀総裁「大きな衝撃がない限りECBは6月6日に利下げへ、今年と来年に追加利下げが必ずある」
日本市場
・特に気になる材料は無し(口先介入の警戒レベルが弱まった(?)ため。海外から何か圧力があったのかもとの市場予想も)
金市場
・引き続き先物は2400ドル付近で推移
原油市場
・イスラエルの行動は起きず、原油は落ち着いた動き
株式市場
・米利下げ期待後退の影響もあり軟調
今のところFRBの利下げは6月が40%程、9月予想が最多
参考ソース:https://www.cmegroup.com/ja/markets/interest-rates/cme-fedwatch-tool.html
仮想通貨市場
・少し下げ止まったかのような動きも反発は弱め
特に重要なイベントは赤字で表示
15時00分 英)3月CPI、RPI、PPI、3月小売売上高
16時00分 トルコ)2月経常収支
17時00分 南ア)3月CPI
18時00分 欧)3月HICP
18時00分 欧)チポローネECB専務理事 講演
前回発言(3月時点):ユーロ圏賃金指標、利下げを正当化
20時00分 南ア)2月小売売上高
20時00分 米)MBA住宅ローン申請指数
21時05分 英)グリーンMPC委員講演
前回発言(4月時点):インフレは低下し、雇用市場は好調
21時30分 加)2月証券投資
23時30分 米)EIA週間在庫
24時00分 欧)デコス・スペイン中銀総裁 講演
前回発言(3月時点):インフレ見通しに対するリスクは均衡している
24時45分 欧)シュナーベルECB専務理事 講演
前回発言(3月時点):主要リファイナンスオペ(MRO)金利と預金ファシリティー金利のスプレッドの縮小が「金融市場の活動を有意義に活性化させるのに十分かどうかはまだ分からない」
25時00分 英)ベイリーBOE総裁 講演
前回発言(昨日):米国より先に利下げを行い得る可能性示唆
26時00分 米)20年債入札
27時00分 米)ベージュブック
27時00分 英)ハスケルMPC委員 講演
前回発言(3月時点):期利下げけん制、「まだまだ先」
27時00分 欧)ラガルドECB総裁 講演
前回発言(昨日):ディスインフレのプロセスはECBの想定通りに推移
29時00分 米)2月証券投資
インド市場は休場
お疲れ様ですお。
昨日少しドル円にて介入警戒からの売りが売りを呼んだ動き(?)なのかどうかがあったけれど、出ている材料は特に今のところ大きな変更なし。
ドル高、円安、株安、金高の動きだお。
原油、ビットコインは横這い圏くらいかな?という動き。
中東情勢はイスラエルが本当に報復するのかどうか、いつ報復するのかに注目が集まっているお。
米国はどんどん利下げ期待が後退している様子。
今のところFRBメンバーは「高金利期間を維持」という意見が多めだけれど、ノーランディングであれば再利上げ可能性も考えられるお。
ボウマンFRB理事は4月6日に以下のように発言しているお。
参考ソース:利下げ適切な段階に達していない リスクなお存在=ボウマンFRB理事
>インフレの進展が停滞、もしくは反転した場合、今後の会合で政策金利を引き上げる必要が出てくる可能性はある
欧州や英国は利下げに向けて順調な動き。
ベイリーBOE総裁は米国より早く利下げをするかもという発言を行っていたお。
ただ割と楽観的なことをいう傾向が強いので、どうなるかはまだ何とも。
それと最近円が弱すぎるため、各国が利下げ見込みを発表しても円安に振れる可能性がある点に注意だお。
やる夫より:ニュース速報TwitterListなどもあり
管理人のTwitterでも出来る限りご返信いたしますとのことだお
やる夫の投資情報収集先あれこれ(2024年02月11日update)
xmの入金額倍増キャンペーンが開催中みたいだお