【為替相場】為替介入可能性もファンダ材料の強さで円は再び急速に売られる 1ドル156円付近
2024年05月02日12時21分取得:
やる夫今日のポイント:
米国市場
・FOMC後の薄商いの時間帯に日本が恐らく為替介入
・1ドル153円を割りかけるところまで円高になるも、その後すぐに円売りが入り156円台へ
・ファンダ材料(米インフレ収束なし、日本大幅利上げ期待できず)が強過ぎるため止まらない状態
・大して動きがなかったところからの介入(可能性)だったため、各国との調整がどうなっているのかも気になる
欧州市場
・引き続き6月利下げ可能性強めか
・米国利下げが遅れそうなため、利下げ幅が小さくなるとの意見もあり
日本市場
・岸田首相が外遊中でも為替介入(可能性)はあると判明
・本当に為替介入であったかどうかは週明け(5月7日)に
【要人発言】神田財務官「為替介入の有無については今、お話できることはない」https://t.co/KE36iRImyK
・岸田首相不在でも対応できる(恐らく)と判明しましたね
— まねたん (@kasegerumatome) May 2, 2024
原油市場
・ガザ停戦協議のためWTI原油が80ドル割れ
金市場
・先日のパウエルFRB議長発言が想定よりタカ派でなかったことなどから上昇
・再び先物が2300ドル台
仮想通貨市場
・値下がり傾向続く、特にマイナス材料、プラス材料共に見当たらず
特に重要なイベントは赤字で表示(本日はそこまで注目度の高い経済指標はありません)
14時00分 日)4月消費動向調査
15時30分 スイス)4月CPI、3月小売売上高
16時00分 トルコ)4月製造業PMI
16時30分 スイス)4月製造業PMI
17時00分 欧)4月ユーロ圏PMI(改定値)
17時30分 香)1-3月期GDP
20時30分 米)4月チャレンジャー企業人員削減数
21時30分 加)3月貿易収支
21時30分 米)3月貿易収支、失業保険、第一四半期非農業部門単位生産性指数
23時00分 米)3月製造業新規受注、3月耐久財受注
24時00分 メキシコ)4月製造業PMI
お疲れ様ですお。
早朝の為替介入(可能性)で落とされたドル円はかなり早い速度で回復中。
やはりファンダ材料がしっかりしない事には何度為替介入で円高に落としてもすぐに拾われるという動きになっているお。
引き続き下げたらロング、適宜利確がいい感じの動きになっているなと思うお。
FRB声明ではインフレが鈍化していない事を認識するメッセージあり。
昨日のJOLTSは弱かったけれどADPは強い数字。
明日の雇用統計もあまり弱い数字は示されておらず、平均時給の伸びも横這いとなっているお。
もし市場予想通りであれば、引き続きインフレは収束しなさそうな雰囲気が出ているお。