【為替相場】パウエルFRB議長発言により利上げ加速懸念が急騰 3月FOMCにて50bp利上げ期待70% ドル円はまだ上昇余地あり 米株価指数、原油、金下落
2023年03月08日09時45分取得:
やる夫今日のポイント:
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【相場】パウエルFRB議長は利上げ加速の可能性を示唆 ドル円急騰 株価下落 ドル買いから他通貨も売られる
【Live】パウエルFRB議長証言 ドル円は136円台前半 米株価指数は横ばいスタート 米債利回り下落 WTI原油80ドル台 金下落1オンス1837ドル
パウエルFRB議長は利上げ速度の加速、想定より金利の上昇を示唆
→3月FOMCにて利上げペースの再加速可能性も浮上、FedWatchにて50bp利上げ予想は70%に
→https://www.cmegroup.com/ja/markets/interest-rates/cme-fedwatch-tool.html
→完全に50bp利上げが予想されるデータ(経済指標)が出ればドル円はさらに上昇余地あり
→高金利長期化懸念により米株さらに下落、原油、金も同様
→金利は6%まで伸びる可能性あり、もしそうなった場合は再度ロング祭りか
FRB、6%まで利上げ可能性十分ある-ブラックロックのリーダー氏
発言要点は以下
・必要であれば利上げペース加速の用意・利上げの到達水準は想定より高くなる可能性が高い。・労働市場に言及。需給のミスマッチは目に見えている。・FRBには需給調整の仕事がある。・議会は債務上限を上げる必要。・債務上限引き上げに失敗すれば、永続的な損害が生じる可能性。・経済は最大雇用の予測を超えている。・物価安定の責務には程遠い。・財政政策はインフレの背後にある現在の大きな要因ではない。・次のドットプロットは12月から大幅上昇も。・データは過剰引き締めを示唆していない。
ただし金曜日の日銀金融政策決定会合には注意
→総裁交代タイミングなのでサプライズが出る可能性あり
黒田日銀の「最後のサプライズ」あるか、チャートにみる市場の臆測
RBAは利上げ停止可能性
→まだ強いインフレが残っているので懸念は大きい
豪中銀総裁「利上げ停止が適切な地点に近づく」引き締め余地残す
特に重要なイベントは赤字で表示
14時00分 日)景気ウォッチャー調査
16時00分 独)鉱工業生産
19時00分 欧)ラガルドECB総裁発言
22時00分 米)バーキン・リッチモンド連銀総裁発言
22時15分 米)ADP雇用統計
22時30分 米)貿易収支
24時00分 加)BOC政策金利
24時00分 米)JOLT求人件数、パウエルFRB議長発言(2日目)
24時30分 米)EIA週間在庫統計
27時00分 米)10年債入札
28時00分 米)ベージュブック
おはようございますお。
7日24時00分にはパウエルFRB議長発言にて大きな材料が出たことにより、為替相場には再び大きな流れが戻ってきた感じだお。
米利上げ再加速であればドル円はまだ上昇余地あり。
昨日の記事でも書いた通り140円が視野に入っており、その後もデータ次第となってきているお。
本日のADP雇用統計、週末の米雇用統計なども要注目な材料だお。
世界各国で中央銀行の政策には再度差がつきはじめているお。
米国、欧州はインフレに対応するためさらなる利上げ、カナダは一旦利上げ停止、豪州は利上げ停止を示唆、日本は今週金曜日に政策発表(ただし恐らく3月は動きが出ない可能性)となっているお。
そのため一方的な動きが出やすく、為替で稼ぎやすい時期がまた戻ってきたなと感じるお。
米国株は大幅に下落。
日本は金融緩和を続けている事もあり、日経平均は下落しておらず底堅いお。
ただ日銀金融政策決定会合にて出口を模索するような話が出た場合は急落に向けて動き出すということでもありそうなので、そちらは注意が必要かも。
今のところ自民党も緩和継続の方針のようなので、特に大きな問題が出ることはなさそうだと思うお。
本日も大きなイベントが目白押しだお。
ラガルドECB総裁の発言に加えて、パウエルFRB議長も2日目の発言を行うお。
昨日と大幅に違う発言をしてくることは無いと思うけれど、念のため発言中は注意が必要かなと思うお。